🥂 生ハム界の貴族、ブレザオラ

🥂 生ハム界の貴族、ブレザオラ

プロシュート、サラミ、パンチェッタ。
どれも愛すべき“生ハム三兄弟”だけど、そこにスッと現れるのがこの方――ブレザオラ

彼は違う。
どこか気品があって、脂っこくなく、しなやかで、さりげなく香るハーブ。
言うなれば、「生ハム界の貴族」。
プロシュートが陽気な陽キャなら、ブレザオラは静かに微笑むミステリアス男子。
…いや、赤ワイン片手に登場するイタリアの伯爵って言った方がしっくりくるかもしれない。


🇮🇹 ブレザオラって何者?

ブレザオラ(Bresaola)は、イタリア北部・ロンバルディア州ヴァルテッリーナ地方の名物。
牛の赤身肉を塩とハーブで味付けし、じっくり乾燥熟成させて作られた“牛肉の生ハム”です。

特徴は何と言っても、

  • 低脂肪&高タンパク

  • 赤身の凝縮した旨み

  • あっさりしてるのにコク深い

「ヘルシーなのにワインが止まらない」って、罪じゃない?


🧀 ブレザオラの正しいたしなみ方

貴族に失礼のないよう、ブレザオラを正しくたしなむにはいくつかのポイントがあります:

  1. オリーブオイルをほんのり垂らす

  2. レモンを数滴かけて香りを引き立てる

  3. ルッコラやパルミジャーノと一緒に並べる

これだけで、食卓がトスカーナの風に包まれます。
ブレザオラは派手さはないけど、静かな色気で全部を包み込むタイプ。
「え、これ牛肉なの!?」と驚く人が続出するのも、当然なのです。


🍷 出会いは突然に

ある日、友人の家で開かれたホームパーティー。
生ハムのようで生ハムじゃない、赤くてスッとしたその一皿が出てきた。
それが、私とブレザオラの出会いだった。

最初は「ちょっと地味じゃない?」と思ってたけど、ひと口食べた瞬間、静かに膝から崩れた(比喩です)。
なんて洗練された旨み。なんて優しい塩気。
そして口の中に残る、貴族のような余韻。


💡 まとめ:貴族は静かに主張する

ブレザオラは語らない。
でも、その存在感は一度出会えば忘れられない。

ワインとチーズの世界にそっと入り込み、サラダの上で気取らず微笑む。
それが、生ハム界の貴族・ブレザオラなのです。


📌 おまけ:こんな人におすすめ

  • 脂っこいものが苦手な人

  • ダイエット中だけど肉を食べたい人

  • ちょっと通っぽく食卓を飾りたい人

  • 「ブレザオラ?ふふ、あれ好きだよ」って言いたい人(←これ、意外と大事)

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